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《施設ルポ》重症心身障害児に光を—島田療育園をたずねて
pp.2-4
発行日 1963年4月1日
Published Date 1963/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663904350
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サリドマイド禍でクローズアップされた島田療育園は,重症心身障害児救済のためにもう何年も地味な活躍をしてきました。どの施設でも収容をことわる3重苦・4重苦の子どもを持った親たちの力強い助け手としてどんなに感謝されているか,訪ねてみて感動させられました。
院長小林提樹博士と篤志家島田伊三郎夫妻によりつくられたこの病院は,いま日本心身障害児協会のバックもできまた厚生省の補助も年々追加されています。しかし小児科・整形外科・内科を持つ病院として,加えて全国からの入園待機者も増加する一方であり,ベッド数の絶対不足をかこっていますが「この子たちに光を」のスローガンのもとにさらに発展しようとしています。
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