保健婦に必要な100冊の本
よりよき保健活動のために/Ⅰ.公衆衛生の基礎/Ⅱ.保健指導の基礎・他
小泉 明
1
,
橋本 道夫
2
,
白戸 三郎
3
,
内田 靖子
4
,
栄田 幸江
5
,
真勢 静子
6
,
重松 逸造
7
,
船川 幡夫
8
,
松田 心一
7
,
宮坂 忠夫
9
,
田中 恒男
10
,
杉 政孝
11
,
山本 幹夫
12
,
近藤 宏二
,
橋本 秀子
,
長谷川 泉
,
花田 みき
1東大医学部公衆衛生
2厚生省環境衛生課
3鎌倉保健所
4国立公衆衛生院看護学部
5千葉保健婦専門学校
6北海道立保健婦学院
7国立公衆衛生院疫学部
8国立公衆衛生院母性小児衛生学部
9国立公衆衛生院
10東大公衆衛生
11立教大学社会学部
12順天堂大学体育学部公衆衛生学教室
pp.23-39
発行日 1961年12月10日
Published Date 1961/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662202471
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「保健婦のための100冊の本」.いかにもきわものめいた標題だが,これにはいささかわけがある.大都会の保健婦さんにはとても思いもよらないことかも知れないが(実は編集している私どももそうだつたのだが)地方につとめていられる方からは"適切な指導書が入手できない"という深刻な悩みを訴えられることがしばしばある.なるほど,考えてみれば医学や公衆衛生などに関係のある本は特殊なので,いくら注意していても本屋には来ない,広告は見ない,たのむにしても書名すら判らないということは,おこりうることだろうと思う.編集委員の某先生が,地方に出かけられた際,保健婦の方から何かよい本はないかと切々と訴えられた話,婦人雑誌の医学記事を大切に切りとつて,保健指導の材料や知識源にしているという話,あれやこれやを思いめぐらしてそれでは一つといつたところからこんな特集を企画してみた.
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