研究
家庭看護教室に出席して
篠崎 靖子
1
1黒部市石田婦人会
pp.56-57
発行日 1961年6月10日
Published Date 1961/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662202350
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私の住んでいる石田地区は,東西に4粁,南北に5粁という半農・半商といつた地帯で,西は日本海に面し,東・南・北の3面は,それぞれ他地区に隣接しています.人口は約4000,戸数約900戸,ラジオ,テレビの普及率も高く,電話は10戸に1台,有線電話は2戸に1台という割合です.この地域に内科医が一人開業しています.地域の人達の間に信仰といいましようか,病気になると御祈祷とか○○様のお水を頂くとかの風習が時々見られます.
婦人会役員の会合のあとで,いろいろ雑談していた時,夜中に子供がひきつけを起したが,経験もなく,体験談を聞いたこともなかつたので,主人と2人でただおろおろするばかり,恐いやら心配やらで本当に困りました.長男が石垣の上から落ち,顔も,手も,上衣も血だらけになつて帰つてきた時は,どこにどの程度の傷があるのか分らないので息もつまる思いをしたが,あんな時には救急処置としてどんなにしたらよいのか,最小限度常備しておく外用薬品は何々か知ら.
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