座談会
農村の保健婦への憧れ—都会の保健婦業務のむずかしさ
中野 良子
1
,
今井 郁子
2
,
加藤 義緒
3
,
船橋 恵子
4
,
南 好子
5
,
矢口 妙子
6
,
所沢 綾子
7
1大阪厚生女学院
2富士銀行衛生管理室
3大阪府衛生管理室
4大阪府吹田保健所
5大阪府池田保健所
6大阪市東保健所
7編集部
pp.22-35
発行日 1960年2月10日
Published Date 1960/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662202024
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若い保健婦さんの生活と意見をお聞きしようと思つて座談会を大阪で行いました.学校を卒業して2〜3年という方々に集つていただいたわけです.1年目は夢中ですごし,2〜3年は多くの問題を感じ,4年目は実行力を持つた中堅ということになるのでしようが,丁度その4年目までの方達です.私生活の場での御意見もお伺いしたかつたのですが,例によってほとんど仕事の話で終始しました.都会で働いている彼女達の中に意外に「農村保健婦への憧れ」が根深く存在していることを知りました.それだけに都市の保健婦業務に多くを考えなければいけないとも思いました.
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