保健婦の研究
結核自宅療養者の訪問効果について
永松 春子
1
1八幡市保健所
pp.33-36
発行日 1958年6月10日
Published Date 1958/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662201666
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はじめに
結核自宅療養者の実態は，家庭訪問によつてのみ把握され，問題解決の努力がなされうるのであるが，保健婦の仕事量が多く，多忙のためか，訪問指導の効果についての調査は少いようである．
私は北九州工業都市の一地区（人口約2万人，世帯数6,181戸）において，訪問指導による効果について，観察したので，その概略をのべ諸姉の参考にしたい．
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