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公衆衛生の動き
pp.26-27
発行日 1952年6月10日
Published Date 1952/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662200294
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受胎調節の問題は昨年閣議決定をみて以来具体的にどのような形で実施されるかということは,吾々が非常に興味をもつて待つているにも拘らず厚生省からはなかなか発表されない。之は現在参議院から国会へ優生保護法の一部を改正する法律案が呈出されているために,発表が遅れているらしい。今回呈出の優生保護法改正案の主眼点は次の三点である。
(1)現在迄優生手術を行うことの出来るものは本人のみであつたが,今回その配偶者にも適用の範囲が拡大されたこと。
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