主張
保健婦のよろこび
pp.5
発行日 1952年4月10日
Published Date 1952/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662200256
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雪に培れた山村に,氷のはりつめた里の田甫も,ぢつと耳をすますと,其の雪の下に氷の下に,サラサラとかすかな音をたてて水が流れているのがきこえて来た時のようこび,春だ!春だ再び訪れて来たのだ。
生きとし生けるものの,尊いいぶきが其処に流れているのだ,生きていることと生命ということをしみじとみ味う一時ではないでしようか。
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