特集 わたしは住民のパートナー
わがまちのパートナーシップ…中頓別町―ともに学び,話し合うまちづくり
小林 生吉
1
,
山田 美緒子
2
1中頓別町総務課
2中頓別町住民課
pp.492-499
発行日 2003年6月1日
Published Date 2003/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662100095
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北海道北部の中山間地域にある酪農を中心産業とした2500人のまち,中頓別町。高度経済成長が始まって以降,都市への人口流出が今日まで止まらないばかりか,地域産業の衰退も著しく,この地域で暮らす人々には不安が広がっています。さらに,雇用の問題,高齢化が進むなかでの医療・福祉の問題など,さまざまな課題が山積しています。
構造改革が進められ,市町村合併の動きも活発になっている今日,農山村の小規模の自治体が生き残り,そこに住む人々が本当の豊かさとゆとりを実感できる地域社会をどうやって築いていくのか。ここに暮らし生活している者すべてが,もてる知恵を出し合い,力を合わせてこの困難な状況を乗り越えていく取り組みが必要とされています。
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