NURSES' VIEW
連携を大切に
有泉 志づ子
1
1山梨県立中央病院内科外来
pp.1225
発行日 1982年11月1日
Published Date 1982/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922890
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外来勤務も5年目を迎えました.プライマリ・ケアとか継続看護とかいわれている中で,どのようにすればより効果的な外来看護が展開できるかと今もなお模索しています.
それにはあらゆる機会をとらえて,個々の患者の持つ悩みや問題を引き出す努力をすること,そしてキャッチした問題を患者とともに考えて解決の糸口を探り出そうとする姿勢が大切ではないかと思います.外来では保健指導室や医療相談室などの関連各科との連絡調整がとても重要になります.保健指導室では主に高血圧・糖尿病等の生活指導・食事指導が行われていますが,外来からは毎日何人かの初来院の患者の紹介や,コントロールの悪くなった患者の再教育を依頼し,指導内容などについて話し合いを進めています.
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