特集 第23回ICM大会
大会印象記
出会いと今後の連携を大切に
町浦 美智子
1
1カリフォルニア大学サンフランシスコ校大学院看護学部博士課程
pp.755-758
発行日 1993年9月25日
Published Date 1993/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611900875
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アルバカーキからバンクーバーヘ
私は第23回ICM大会に参加するため,5月7日から13日までバンクーバーに滞在した(個人的な都合で閉会式に出席できなかったのは残念だったが)。今回,ICM大会に参加しようと思ったのは,ただ単純にバンクーバーに行ってみたかったのが第1の理由である。また,神戸でのICM大会に参加できず,その後2年半,米国暮らしだったため,日本の助産婦に会いたいと思ったからである。
私は米国のニューメキシコ州のアルバカーキから,ソルトレイクシティとポートランドで2度も乗り換えて,デルタ航空でバンクーバーに着いた。私が滞在した1週間のうち,晴れたのはわずか1日で,あとは雨か曇りの日が続いた。ICM大会の始まる前の2日間はとても寒かった。すこし風邪ぎみだった私は,デパートでコートを買おうかと真剣に悩んだくらいである。結局,何枚も重ね着をして当座をしのいだ。
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