特集1 ‘呆け老人をかかえる家族の会’
座談会/呆けを看つめる日々のなかで—‘呆け老人をかかえる家族の会’に参加して
高見 国生
1
,
外村 ヒロミ
2
,
三宅 貴夫
3,4
,
辻 宣子
4
1呆け老人をかかえる家族の会
2‘家族の会’
3堀川病院
4京都市中央老人福祉センター
pp.866-876
発行日 1981年8月1日
Published Date 1981/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922781
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本誌 昨年1月,京都に‘呆け老人をかかえる家族の会’が発足して,それが全国的に大きな反響を呼び,この1年余の間に各地に‘家族の会’が誕生してそれぞれの活動を始めています.会の活動とか経過については別の論文(本号878ページ参照)で詳しくレポートされていますので,ここではこの会に参加されている家族の方々を中心にざっくばらんな話し合いをしていただき,そのなかから,呆け老人のケアについて考えていきたいと思います.
はじめに,‘家族の会’の代表を引き受けておられ,また今も母親を家庭で看ておられる高見さんから,介護の苦労や事情,あるいは会へのかかわりなどをお聞きしたいのですが…….
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