特集 呆け老人・介護家族とともに10年—「呆け老人をかかえる家族の会」の歩みに学ぶ
[座談会]「呆け老人をかかえる家族の会」10年の歩みを振り返って
高見 国生
1
,
中島 紀恵子
2,3
,
三宅 貴夫
4,5
,
二宮 敏子
6
1呆け老人をかかえる家族の会
2日本社会事業大学
3「ぼけの老人をかかえる家族の会」千葉県支部
4太田綜合病院付属記念病院(福島県)内科
5「呆け老人をかかえる家族の会」事務局
6「ぼけの老人をかかえる家族の会」千葉県支部
pp.754-763
発行日 1990年8月1日
Published Date 1990/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661900184
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本誌 私どもの『看護学雑誌』でこの「呆け老人をかかえる家族の会」が発足した翌年に特集(第45巻8号,1981)を組ませていただきました.それともう一度,千葉県支部の活動に焦点を当てて「呆け老人と家族が求める地域看護」(第48巻10号,1984)という特集を組んだことがあります.
家族の会が発足して10年が経過したわけですが,ここへきてようやく,呆けの問題を社会的な課題としてとらえる傾向がみえてきたような気もします.そういう意味で,この10年を振り返りながら,今後の展望も踏まえて皆さんにお話し合いいただきたいと考えております.
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