特集 痛みと鎮痛剤—看護からの視点
座談会/1本の注射に看護者の主体性が問われる
佐久間 敏子
1
,
金 智子
1
,
本誌
1済生会中央病院
pp.355-362
発行日 1980年4月1日
Published Date 1980/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922659
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
鎮痛剤不使用は看護婦の能力評価につながる
本誌 今まで鎮痛剤使用に関しては,看護婦は患者になるべく使わない方向でいくという考えが一般的でした.鎮痛剤を使うことに一種の後ろめたさがあるんですが,鎮痛剤をなるべく使わないで,がまんさせるということが,いったい看護婦のどういう意識,看護観から生まれてきたのか.それが一般的になったのはなぜだったのかというところから話を進めていきたいと思います.
佐久間 できるだけ少なくしたほうが患者さんのためと考えて…….
Copyright © 1980, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.