特集 いま,魅力ある職業に向けて
[座談会]看護婦問題の解決に向けて,いま問うべきこと
川島 みどり
1
,
山口 つね子
2
,
天野 正子
3
1臨床看護学研究所
2慶応義塾大学医学部附属病院耳鼻科
3千葉大学文学部行動科学科
pp.690-697
発行日 1991年8月1日
Published Date 1991/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661900436
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看護婦問題解決に向けチャンスの時
川島 看護は人々が健康に生活をしていくために欠くことのできない職業ですが,厳しい,大変苦しいということがずっと言われ続けていくと,もう看護婦自身も息切れしてしまいます.
しかし,厳しいと言われても,それでも80万を越す人たちはやめないで頑張って働き続けています.働き続けるにはそれなりの魅力があり,仕事へのモチベーションをみんな持っているからだと思います.今国民の熱い視線が看護に向いているチャンスを利用して,看護婦自らが魅力ある職場を築いていくことが大切です.
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