特集 看護評価を問う
意識的な看護への取り組みを
石川 操
1
1東海大学医療技術短大
pp.144-147
発行日 1976年2月1日
Published Date 1976/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922553
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看護の評価は,自分または自分たちが行っている看護行為がその患者のためになっているかどうか,またその行為が看護の役割・機能であるのかどうかの観点が,常に核心となって問われていなければならないと考える.
そのためにはばく然とした看護をしていては不可能なことで,かなり意図的に患者とのかかわりをもって看護をする必要がある.意図的な看護の接近にはいろいろな方法があろうが,最も一般的に用いられている看護計画との関係を通して,更にどんな側面への意識的な取り組みをすれば,看護評価への基本となるか考えてゆきたいと思う.
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