特別記事
ソウルで見た世界の看護
平木 民子
1
,
高橋 里美
1
,
伊藤 賢子
1
,
安倍 香
1
,
公文 貴子
1
,
塩田 佳月
1
,
森上 夕子
1
1高松赤十字看護専門学校
pp.994-998
発行日 1989年10月1日
Published Date 1989/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922382
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私たち高松赤十字看護専門学校第3学年生30名は,修学旅行として去る5月27日から6月3日までの8日間,「ICN大会韓国の旅」に行ってきました.この旅行を立案したのは2年生の時でしたが,学生の強い希望があったことは言うまでもなく,学校側も研修を兼ねた海外旅行が学生時代にできるのは有意義な体験になると考え,計画を進めてきました.
最近,世の中は「国際化」の声が日毎に強くなっています.看護界も例外ではなく,国際交流が盛んに行なわれているようです.学生にとっては,社会的経済的な制約もあるため,欧米諸国へ向かうことは難しいことですが,隣の国,韓国で世界の人々が集まるICN大会に参加できることは,絶好のチャンスだと思いました.そこで何らかの刺激を受け,グローバルな視野を養う一助となれば素晴らしいことだと思います.また韓国は今エネルギッシュに発展している国ですし,看護教育制度は日本よりも進歩しているということで,そのあたりを垣間見ることも興味深いところでした.
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