学会印象記
AOCN 2018—16th Asian Oceanian Congress of Neurology(2018年11月7〜11日,ソウル)
大久保 真理子
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1国立精神・神経医療研究センター神経研究所疾病研究第一部
pp.826-827
発行日 2019年7月1日
Published Date 2019/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1416201357
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2018年11月7〜11日に韓国のソウルで開催されたAOCN 2018(16th Asian Oceanian Congress of Neurology)に参加しました。AOCNは,アジアの脳神経内科医に向けた学会であり,最先端の知識を神経学の各分野の専門家から学び,お互いにコミュニケーションを取るための重要な学会となっていると同時に,若い医師の国際発表の重要な場となっています。本学会の主要な分野としては,脳卒中,認知機能障害,運動障害,末梢神経障害,てんかん,頭痛などが挙げられます。私自身は小児科医で,同時に研究分野としては神経筋疾患が専門であり,本学会に参加したことはなかったのですが,今回はteaching courseの講師として招待していただきました。
会場は,ソウルの江南地区にあるソウル最大の地下街であり,水族館や映画館,有名な図書館などを有するコエックスモールに直結した大きな会場でした。ポスター発表が530件ほど,講演が56件であり,AOCNの規模の大きさを痛感しました(写真1)。
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