特集 老人ケアの現場から
生活の中の死—高齢者コミュニティ伊豆高原ゆうゆうの里からの報告
古澤 光子
1
1伊豆高原ゆうゆうの里診療所
pp.883-888
発行日 1989年9月1日
Published Date 1989/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922358
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開設10周年を迎えて
伊豆高原ゆうゆうの里は,日本老人福祉財団が1979年浜松に続き第2番目に開設した高齢者コミュニティハウス(いわゆる終身型有料老人ホーム)です.伊豆箱根国立公園内の伊豆半島東海岸,城ヶ崎海岸に近い2万3000坪の敷地に376人の入居者が生活しています.このゆうゆうの里は入居者の住む居住区,その核になるコミュニティセンター,ケアセンター,診療所,管理事務所から形成されています(資料).
そして,各々の課はそれぞれの援助サービスにもれが生じないように,他の課との連携を緊密に取りながら,入居者の生活全般に対する援助を行なっています.
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