NURSING THEORY 看護理論ってなあに?・43
『ロイ看護論』を読む[2]—人間観—適応システムとしての人間
影山 セツ子
1
1杏林大学医学部附属看護専門学校
pp.812-815
発行日 1989年8月1日
Published Date 1989/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922344
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ロイ適応モデルは,人間を「変化する環境と絶えず影響し合っている生物的精神的社会的存在1)」と定義し,互いに関連し合う4つの適応様式を持つ1つのシステム(=統合された全体)ととらえ,変化する環境と相互作用しながら適応状態を維持・促進するとしている.
ここではその人間観——適応システムとしての人間——についての概要を整理する.
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