連載 それいけ!フレッシュナース[3階病棟の12か月]・24(最終回)
もう新人じゃない!
山本 絹子
1
,
藤田 悌子
,
西元 勝子
2
1兵庫県立厚生専門学院
2自治医科大学看護短期大学
pp.276-279
発行日 1991年3月1日
Published Date 1991/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661900352
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新人ナースを迎える頃になると,病棟では先輩ナースたちがあちらこちらで話に花を咲かせます.どのような新人が配属されるだろうか,私の学校の後輩が入ってくるだろうか…….同時に,新人が早く職場に慣れチームの一員として動けるようにと,新たな受け入れ態勢づくりの案が練られます.
少し前は新人だった玲子さんも昭子さんも「新人の方がしっかり看護を考え実践できるかも……」「何か質問された時,きちんと説明できるだろうか」とちょっと不安.けれども,その反面「新人が入ってくるまでに,不十分なところをできるようにしなくちゃ」「困ったこと,失敗したことを教えよう」と意欲も湧いてきます.そのような時2人は,婦長さんから「新人たちの緊張を和らげる方法を考えてほしい」と頼まれます.
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