特集 ターミナルケア—地域での取り組みを中心に
日本と米国におけるターミナルケアの違い—医療倫理と在宅ケアを中心に
新田 静江
1
1ニューヨーク州立大学バッファロー校看護学部
pp.1193-1197
発行日 1988年12月1日
Published Date 1988/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922152
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はじめに
ターミナルケアをめぐってホスピスといったケア重視の新しい試みが,徐々に増加している.我が国に先駆けてターミナルケアの問題と取り組んできた米国での現状は,日本の現状とどのような違いがあるのだろうか.日本と米国の両国で看護を学び,体験する機会を得たので,ターミナルケアの相違点を,医療倫理と在宅ケアの2点にしぼって報告をしてみたい.
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