特集 飲ませる看護,飲ませない看護—与薬業務における看護の役割
薬物依存に陥った患者への援助
東 保子
1
1国立療養所宮崎病院
pp.1195-1199
発行日 1987年12月1日
Published Date 1987/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921875
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はじめに
疼痛は病気になれば多くの人が体験する症状であり,その原因は様々なものが考えられる.また,不安という感情も誰もが感じるものであり,それは時としてその人の根源を揺るがすほどの影響力を持つものである.
現在医療内容の高度化に伴い薬剤の種類も増え,疼痛に対する処置も複雑化を来しているが最も基本的であり,より多く用いられるのがやはり鎮痛剤の与薬であると思われる.
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