特集 患者になって気づく—看護婦が看護される時
患者さんに一歩でも近づこう—入院体験を通して
白石 美枝子
1
1社会保険埼玉中央病院
pp.561-563
発行日 1987年6月1日
Published Date 1987/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921735
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
生来私は比較的健康体であり,入院という経験もなく過ごしていた.ところが2年前,突然の腹痛と下痢,血便で緊急入院し,その3か月後に子宮筋腫の手術を体験した.看護する立場から看護される立場となり,自己の行なってきた看護と自分の健康管理について,深く反省する機会となった.そのなかから特に印象に残っており,日々の看護で自己の戒めとなっていることを書いてみたい.
Copyright © 1987, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.