特集 患者を守る看護の役割を考える
死の権利—“No Code Blue”を選んだ患者を看護して
小林 明子
1
1St.Jude Hospital and Rehabilitation Center
pp.49-52
発行日 1986年1月1日
Published Date 1986/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921297
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それは、私一人の日記としてしまい込んでおくには,あまりに美しく,あまりにすばらしい経験でした.私は仕事から帰って来るとすぐペンをとり,日記帳にではなく,原稿用紙に今日の出来事を書き記す決心をしました.日本にいたら,多分一生の間にただの一度も,看護婦として経験することはないだろうと思われる今日受けた感動を,一人でも多くの日本の看護婦の人たちと分かち合いたいと思ったからです.
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