特集 在宅医療の新たな広がり—江東区における在宅チーム医療の展開を中心に
[実践レポート]
オープンシステム病院における看護婦の役割と地域の連携
有田 令子
1
,
宮崎 寛子
1
1熊本地域医療センター第3病棟
pp.1149-1155
発行日 1985年10月1日
Published Date 1985/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921214
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はじめに
昭和56年末,医師会立の病院として開院以来,看護目標の1つに‘患者の社会復帰と健康増進に努め,開業医との連携をとり継続看護を行なう中で,地域看護の水準向上に努める’という項目を掲げ,継続看護に重点を置いて基礎作りを進めてきた.今年で4年目に入ったわけだが,これまでの歩みを振り返りながら現状を報告するとともに,今後の方向性について考えてみたいと思う.
まず,当センターの特殊性を理解していただくために,設立主旨から述べてみたい.
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