事例 医療施設間連携
7病院との連携による姫路市医師会のオープンシステム
滝谷 泰博
1,2
Yasuhiro TAKITANI
1,2
1姫路市医師会
2滝谷内科医院
pp.887-890
発行日 1991年10月1日
Published Date 1991/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541903707
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姫路市医師会で具体的に医師会活動として,機能連携が話題になったのは,昭和57年4月である.当時の勤務医委員会で,「勤務医相互間及び勤務医と開業医間の連携策」について検討がなされた.
姫路市医師会は,昭和42年に医師会病院と臨床検査センターを設立して以来,人間ドック,各種検診の判定委員会などで,医師会員と勤務医,並びに医師会と病院は共同して運営に関与していたので,両者の協力体制は順次出来上がっていた.特に,勤務医委員会の構成メンバーが病院長を中心に構成されていたので,勤務医の医師会活動への参加が,比較的容易に行われたといっても過言ではない.そして,a)高額医療機器の共同利用b)臓器別疾患の連携システムc)姫路市医師会のオープンシステムが昭利59年4月から発足して,今年で7年日を迎えた.
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