特集 患者の求める退院指導のあり方
患者の自立を支えた退院指導—地域での継続看護との連携を通して
秋山 智
1
,
長岡 順子
1
,
沼倉 加代子
1
,
藤城 幸恵
1
,
美浦 恵子
1
,
後藤 陽子
1
1国立国府台病院神経内科病棟
pp.1015-1020
発行日 1985年9月1日
Published Date 1985/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921184
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はじめに
近年,社会情勢の変化により,家族に囲まれて暮らしたい,あるいは住み慣れた地域で生活したい,という患者の意思に反し,家庭や地域から分離された場所での生活を余儀なくされるケースが少なくない.
私たちは,様々な問題や何らかの後遺症を抱えている患者が,社会の中でより人間的な生活へ復帰できるようにその条件を整えることも,臨床看護の役割であると考えている.
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