PROFILE
—ソニアマリア・トクナガ—ブラジルからの看護研修生—日本のナースが患者さんにすることすべてが勉強になりました
吉
pp.345
発行日 1985年3月1日
Published Date 1985/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921039
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戦後すぐに広島からブラジルに渡った両親は,現在ではDendê栽培を手広くやっている日系1世のブラジル人.ブラジルのジャングルを開拓し,現在のようにするまで,並大抵の苦労ではなかった.農繁期には,体を当然酷使し,その結果体調をくずし,薬を飲む生活を繰り返していた.
そんな両親の姿を見ながら育ったためであろうか‘人間の体というものを知りたいと思っていたし,看護婦になれば父や母も看てあげられると思って’国立大学の看護学部に入学した.
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