学会印象記 第37回日本理学療法学術大会
ブラジル研修生から見た日本理学療法学術大会
太田 クラウデッテ美佐子
1
1高知医科大学リハビリテーション部
pp.804-805
発行日 2002年10月15日
Published Date 2002/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551106143
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私はブラジルのUNESP-Universidade Estadual Paulista(サンパウロ州国立大学)を卒業した理学療法士です.4月の末から1年間,JICA(国際協力事業団)の研修生として高知医科大学のリハビリテーション部で理学療法の研修をすることになりました.私は日系二世なので,生まれも育ちもブラジルで,ブラジルではポルトガル語を使っています.日本語は,両親や祖父母から,そしてブラジルの日本語学校で学びました.
日常生活の日本語はほとんど理解でき,不自由はありませんが,医学的専門用語はわからないので最初のころは全く聞き取れませんでした.今は少し慣れてきて,徐々にわかるようになってきました.
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