訪問看護 私たちの実践レポート・11
訪問看護にみる問題ケースを考える
村中 由美子
1
1米の山病院
pp.78-81
発行日 1985年1月1日
Published Date 1985/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661920979
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はじめに
私たちが取り組んできた訪問看護は今年(1984年)で4年目を迎えた.訪問管理数,援助内容ともに地域と密着した要求として年々高まっている.一方ケースを通してみる問題には様々な特徴があり,在宅看護の意義をあらためて考えさせられる現状でもある.3名の専任看護婦で約100名を管理しているが,1984年1月から新たに医師4名の援助を得て,慢性疾患管理,リハビリテーション,末期患者看護と幅広い内容で実践をすすめている.そのような私たちの訪問看護活動を紹介し,在宅医療患者家族の会結成の経過と私たちの訪問看護の方向を含めてケースレポートしてみた.
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