フレツシュ婦長
荻野谷光江さん—水戸協同病院皮膚.泌尿器科病棟
本誌
pp.1201
発行日 1983年11月1日
Published Date 1983/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661919983
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1980年5月から婦長に,農協の厚生生事業の一環として行われているこの病院は,農民の健康を守ることを第1の目標にしている.「父が膿胸の仕事をしており,この道に入ることをすすめてくれたのですが,そのことが大変良かったと思っています.その父を亡くした時,自分が患者だったら今どうしてもらいたいかを常に考えること,患者さんだけでなく家族への心配りがどんなに大切かを痛感させられました.それからは自分のアンテナをできるだけ鋭敏にしにし,高く四方八方に張りめくらし,患者さんの訴えの奥にあるものを探り出す努力をしています患者さん,特に老人の患者さんにとって,病院は住み良いところであるはずがないですから,そのことを常に忘れないように……と考えています.
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