癌医療最前線 国立がんセンターにおける癌医療・1
インタビュー/最後まで人間らしいケアをしたい
渡辺 トミ
1
1国立がんセンター看護部
pp.7
発行日 1983年1月1日
Published Date 1983/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661919748
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- 文献概要
—がんセンターの入院患者さんは,自分が癌だということをほとんど知っていますか.
がんセンターという言葉が使われていますが,入院してくる患者さんのほとんどが,自分が癌ではないかな,癌だったらどうしよう,もし癌だとしても早期発見してもらって,治療を受ければ良くなるだろう,と思っている人が多いですね.癌だったらどうしようと思う精神的負担はとても大きいですから,そこをどう受け入れるかが,看護側に問われていることだと思います.
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