巻頭インタビュー ケアする人々・2
35歳世代が介護を変える―人間らしい関わりのある社会を形成し直そう
鹿島 拓也
pp.83-88
発行日 2011年2月15日
Published Date 2011/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101784
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介護保険制度のスタートから10年が過ぎた今、サービス利用者は400万人を超え、この制度はなくてはならないものになっています。一方、サービスを提供する訪問看護や介護の現場は相変わらず人手不足で、働く人たちの待遇は仕事に見合ったものになっていない状況です。『ヘルプマン!』は、2004年に第1巻が発行されてから現在まで、高齢者介護を取り巻くさまざまなシーンに主人公・百太郎(ももたろう)を登場させ、百太郎や彼の友人たちの行動が介護の真髄に迫っていく介護をテーマにしたコミック本です。その編集者として、著者のくさか里樹さんと取材を続けるなかで、鹿島さんは介護業界の新たな動きに注目しています。
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