癌医療最前線 国立がんセンターにおける癌医療・1
インタビュー/集学的治療が治療成績の向上につながっている
米山 武志
1
1国立がんセンター臨床検査部
pp.6
発行日 1983年1月1日
Published Date 1983/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661919747
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—癌患者の術後5年生存率が高くなっていると聞きますが,がんセンターではどうでしょうか
早期発見すれば癌の種類によって違いますが,5年生存率は70%以上になっています.それは早期発見できる率が昔に比べ高くなったことと,当センターの基本的な治療理念なのですが,外科医だ内科医だ婦人科医だというワクを取りさって,‘臨床腫瘍医’なんだという認識で癌に立ち向かってきた結果だと考えます.
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