特集 失語症患者へのアプローチ
座談会/言語治療と看護の接点を求めて
諸伏 悦子
1
,
手束 邦洋
1
,
山岸 弘子
2
,
柏木 敏宏
3
1伊豆逓信病院
2七沢老人リハビリテーション病院
3伊豆韮山温泉病院
pp.524-533
発行日 1982年5月1日
Published Date 1982/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661919547
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
失語症患者にどうかかわるか
本誌 近年,失語症患者の増加に伴って,言語治療を専門的な立場から行う言語療法士(以下STと略す)をかかえる病院も増えてきています.しかしその施設数は,この座談会の末尾に添付した資料でも分かるように,まだまだ少数の施設に限られています.
ここにお集まりいただいた方がたの施設では,言語治療の全体的状況の中で歴史も古く,それぞれの現場での臨床体験も豊富に持っておられると思います.この座談会では,失語症患者への基本的アプローチをめぐる諸問題を考えていただくなかから,言語治療と看護の接点をどこで結んでいくかについて話し合っていただければと思います.
Copyright © 1982, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.