プロフィル
〈古田光〉バングラデシュで看護管理者として働く—「その国の人たちになじむには大変な時間がかかりますね」
吉
pp.465
発行日 1982年4月1日
Published Date 1982/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661919534
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看護学生の時代に、友人に誘われてキリスト教会の門をたたく。「友達の顔を立てるのと、キリスト教なるものを少し知っていても悪くないと思って」行ったが、いつの間にか熱心なクリスチャンに。そして「自分に与えられた技術を生かして、病んでいる人たちに福音を伝えたい」と思うようになった。
そんな思いを抱いて臨床で働いていたが、最貧国の一つと言われているバングラデシュのミッション系の病院で看護婦として奉仕する道が開かれた。イスラム教徒の国であり、一般の人に直接伝道することはとても困難だが、病院がミッション系であったため、付属の看護学校で朝の礼拝だけはすることができた。
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