特集 入院生活環境を再考する—音への配慮
‘音’への看護的側面からの配慮—新しい病院づくりに参画して
高橋 令子
1,2
1神戸市立看護短期大学
2前神戸市立中央市民病院
pp.155-162
発行日 1982年2月1日
Published Date 1982/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661919468
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はじめに
神戸市立中央市民病院は1981年3月8日,388名の入院患者と共に新病院へ大移動して,はや半年余りが経過した(まだ半年余りを過ごしただけだというべきかもしれない).新病院は各界に多くの話題を提供しているようで,私ども看護の関係でもいくつかの雑誌に取り上げられ,また見学者もあとを断たないようである.
今回‘入院生活環境を再考する’をテーマに特集を組まれるとのことで,私どもの新病院設立に当たっての配慮をまとめるようご依頼をうけたので,ここ数年の仕事の整理にもと考え,以下にその概略を述べることにする.
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