ベッドサイドの看護
入院から通院透析に移った患者への援助
深田 恵子
1
1公立南丹病院混合病棟
pp.842-845
発行日 1980年8月1日
Published Date 1980/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661919021
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はじめに
かつて腎不全と診断されることは死の宣告に等しかったが,今日では腎疾患治療の進歩により,透析と腎移植という手段が開発され,患者の生命の維持,延命が可能となり,さらに社会復帰が一般的となっている.今回私どもは,家庭の深い理解と,十分な職場の援助により,入院から通院透析に移り,ほぼ完全な社会復帰を成し得た患者の1事例を経験したのでここに報告する.
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