ベッドサイドの看護
痛みが強い慢性関節リウマチ患者のリハビリテーション看護
鈴木 ハツヱ
1
1福島県立医科大学付属病院
pp.616-619
発行日 1980年6月1日
Published Date 1980/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918976
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慢性関節リウマチは,多発する関節炎を主症状とする慢性疾患である.本疾患は活動期と寛解期を繰り返しながら徐々に進行し,最終的には重大な運動機能の障害を残し,重度の肢体不自由者となり寝たきりの生活を余儀無くされる場合もある.原因は不明であり根治治療も確立していない現状では,運動機能の障害を最小限にとどめ,1日も早い社会復帰を目指すために,リハビリテーション看護を早期より実施することが重要となる.ここに慢性関節リウマチの急性活動期から退院するまでに軽快した事例を報告する.
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