アイディア
消毒瓶加温・保温器
野畑 和子
1
1富山市立富山市民病院外科病棟
pp.116-117
発行日 1979年2月1日
Published Date 1979/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918599
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当病棟は,主に消化器系を中心とする外科病棟であるため,腹部手術が多い.正中切開とともにシラスコン,フィルムドレーンなどが挿入されているため,かなりの汚染があり,医師回診のほかにも頻回なガーゼ交換が必要となる.ガーゼ交換を繰り返していた患者の多くは,創部痛とともに,冷たい消毒薬綿球で消毒されることが非常に苦痛であると訴えた.このことを解消するために消毒瓶加温・保温器を考案した.
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