特集 看護は薬とどうかかわるか
事例から考える薬へのかかわり方
帆刈 美智
1
1済生会中央病院内科病棟
pp.1265-1269
発行日 1978年12月1日
Published Date 1978/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918559
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はじめに
昨年,アメリカの病院および付属看護学院4か所を視察旅行し,与薬業務に関して日本と大きな相違のあることに気づいた.それは全体的な与薬される数量の違いや薬は錠剤が主であることや,各錠剤が患者別に置いてあるのでなく,薬剤別にたなに並べられ,そこから各自のカードに合わせ,与薬時に薬杯のような容器に入れて行っていることである.
シアトルの病院では与薬車で行っていたが,薬剤は少なかった(全部がこのような方法であるとは思わないが).
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