学生の眼
うつ病患者の看護を通して‘受容’を考える
堤 啓子
1
1国立長崎中央病院付属看護学校
pp.517-522
発行日 1978年5月1日
Published Date 1978/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918394
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はじめに
看護者が患者の看護をするに当たって,患者とのコミュニケーションは不可欠のものである.そしてコミュニケーションにおいては看護者の温かさ,患者の受容,患者を客観的に把える態度は重要な意味をもつ.
このたび精神科実習において,うつ病患者を受け持ち看護する中で,患者への援助とは何かということを痛切に考えさせられたので,その過程をプロセスレコードを中心にまとめてみた.
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