プロフィル
—加藤栄子—医療に対する国民性の違いを強く感じました—スイスの病院で勤務のかたわらICU看護帰の免許を取得
吉
pp.1285
発行日 1977年12月1日
Published Date 1977/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918288
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スイスはヨーロッパの真ん中,通り一遍の旅行じゃ何も分からないし,スイスで働きながらヨーロッパを知ろうということで,日本を出たのは今から9年前.バーゼルにある外国人のための就職斡旋機関に依頼して,バーゼル州立病院に就職した.その後,チューリッヒ州立病院やチューリッヒ市立病院に勤務する.
日本の看護婦免許だけだと給料も低いし,正式の看護婦として扱われないし,しゃくだったので,スイスでの看護婦免許をとった.短大の教養課程でドイツ語を少し勉強しただけで,ドイツ語の問題にドイツ語で答えなければならない試験に受かった,なかなかのつわものである.
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