アイディア
低圧持続吸引器の逆流防止
川畑 安正
1
1国立大阪病院ICCU
pp.1194-1195
発行日 1977年12月1日
Published Date 1977/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918269
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製作目的
私たちは開胸術後の胸腔内ドレナージ,および開心術後の心のう内ドレナージに,低圧持続吸引器を使用しているが,時として怒咳により,胸腔内圧が一時的に高まり,低圧持続吸引器に対して陽圧がかかり,水圧マノメーターの水が外へ吹き出してしまうことを経験する.
患者が怒咳する原因はいろいろあるが,当ICCUでは,胸腔内ドレーンの刺激,気管内挿管によるバッキング,人工呼吸によるファイティングなどが多い.
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