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ILO‘看護婦条約’採択の意義と今後の展望
小島 ユキエ
1
1日本看護協会
pp.1132-1134
発行日 1977年11月1日
Published Date 1977/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918256
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はじめに
国際労働機関(ILO)は今年の第63回総会において,‘看護職員の雇用および労働・生活条件に関する条約’とこれを補足する‘勧告’とを採択した.
この条約は本文8条,手続き等に関する8条とあわせて16条でなり,‘勧告’は71項目にわたっている.このほか‘条約’と‘勧告’を補うものとして,30項目にのぼる‘適用に関する提案’と‘既存のILO国際文書の看護職への適用を推進する決議’が同時に採択された.これら4つの国際文書は一体的なものと考えられるのである.
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