特集 なぜ看護者に個人の机はないのか
孤独な世界をつくれる場がほしい
鈴木 久子
1
1越谷市病院小児科
pp.571-573
発行日 1977年6月1日
Published Date 1977/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918165
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私にとって机とは何か
人はそれぞれに机と何らかのつながりを持って生活しているに違いない.ある人は生活の大半の時間をともに.また,ある人は一部分を過ごし,大多数の人は時折でも机の前に座って読み,書き,考えることをするであろう.このように,私たちの生活と机とのつながりは人によって多少の違いはあっても切っても切れぬものであるといえるかもしれない.
私たち看護婦にとって,看護業務との関連はどのようになっているか,今後どのようになるべきかを少しく考えてみたい.
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