特集 コンピューターと看護
関東逓信病院における看護業務研究会の活動〈看護業務のコンピューター化を前提とした作業分析活動を中心に〉
笠原 トキ子
1
,
萩野 かねよ
1
1関東逓信病院看護業務研究委員会
pp.30-35
発行日 1969年6月1日
Published Date 1969/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661917620
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近年,医療の近代化にともない医療機関に電子計算機を導入する気運がみられ,電子計算機とデータ通信の新しい情報処理組織を軸として大きく発達を遂げようとしている。しかし看護部門に電子計算機を導入する可能性など夢想もしていなかった。
最近,アメリカの看護雑誌に霜子計第機利用による看護計画の技法が紹介されており,すでにそれが開発されていることを知った。近い将来,看護と電子計算機の結びつきが夢ではなく実現することが予想され,私たち看護婦も電子計算機の知識を取り入れる必要性を強く感じている。
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