ベッドサイドの看護
人工肛門造設後の排便調整—家庭における浣腸療法の一方法
阪本 恵子
1,2
1新潟大学医療技術短期大学部看護科
2東邦大学高等看護学校
pp.581-584
発行日 1975年6月1日
Published Date 1975/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661917263
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
人工肛門を余儀なくされた人々の,愁訴の中でも多いのは‘排便時間の不安定’である.
不定期に排泄される便を,定期的に調整する一方法としての浣腸療法については,磯部文子による報告3)4)があり,それは主として,入院中に病院において実施されている方法である.
Copyright © 1975, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.