加齢と婦人科疾患・1
小児期(1)
鈴木 秋悦
1
1慶応義塾大学医学部・産科婦人科学教室
pp.517-520
発行日 1975年5月1日
Published Date 1975/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661917252
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はじめに
加齢とは,年をとることの意味であるが,女性の一生を,加齢に伴う身体成熟の過程を中心として区分すると,次の5つの時期に分けることができる.
1)乳児・幼児・小児期(思春期前期)
2)思春期
3)性成熟期
4)更年期
5)老年期
そして,これらの時代に共通していえることは,女性の場合,年齢に伴う精神的・身体的な変化を,大きく修飾しているものは,その内分泌的背景,すなわち,卵巣から分泌される性ホルモンの作用ということがいえる.
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