カンファレンス
腸瘻を合併した子宮癌患者の自立への援助—長崎大学医学部付属病院泌尿器科病棟
山本 葉子
pp.378-381
発行日 1975年4月1日
Published Date 1975/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661917225
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
私どもは統一した患者中心の継続看護を行うことと,看護計画立案の継続性を求め,種々のカンファレンス方法を取り入れてみましたが,発言が少なかったり,記録に時間がかかるなどの困難があり再三検討し2年前より定着実施していますカンファレンスを紹介します.
方法は,深夜勤よりの申し送り終了後,10-15分医局の協力を得て9時までとし,深夜看護婦(2人)が問題ある患者をチェックし,看護目標,上位目標への手段,具体的行動をあらかじめ計画し,1人が司会を務め日勤者で具体的行動の検討を行い,それぞれ追加修正したものを,1人の深夜看護婦がカーデックスに記載し実践後は機会をみて評価している.立案した計画は,病棟日誌に患者名を記録し準夜勤へ申し送る.毎日1-2例ずつの計画ではあるが,一応定着し継続実行している現状です.
Copyright © 1975, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.